トヨタ車を買うなら残価設定ローンがいい!その理由とは?

トヨタ車を買いたいけど、気になるのが支払い。そんなときに味方になるのが、自動車クレジット(以下、自動車ローンと記載)です。
現在、トヨタ車を購入する際に、ディーラーで契約できる自動車ローン商品は、主に「残価設定型クレジット(残価設定ローン)」、「通常の分割払い」、「残額据置き払い」の3種類があります。
中でも大半の方に選ばれているのが、月々手頃なお支払いができる「残価設定型クレジット(残価設定ローン)」です
近年では、繰上げ返済もできるようになり、ますます柔軟な支払ができるようになりました。今回は、「残価設定型クレジット(残価設定ローン)」のメリット・デメリットをご紹介します。
  • 自動車クレジット(ローン)契約のうち、69%が残価設定型クレジット(2022年度のトヨタファイナンスにおける契約に占める割合)

そもそも、「クレジット」って?

そもそも「クレジット」とは「負債・代金などを月賦・年賦などで何回かに分割して支払うこと」を指します。車の購入代金を分割して払うことを、自動車クレジット(自動車ローン)と呼びます。

残価設定型クレジット(残価設定ローン)とは?

残価設定型クレジット(以下、残価設定ローンと記載)とは、あらかじめ車両本体価格の一部(契約期間後の車の価値分)を最終回のお支払い分として据え置くことにより、最終回を除く月々のお支払い額を軽減できる自動車ローンです。
最終回のお支払い分(残価)をあらかじめ設定しておくことで、通常の自動車ローンよりも月々のお支払いが少なく済みます。無理のない範囲で欲しい車を選べるので、「まとまった頭金がないけど新車がほしい」、「上位グレードの車を選びたいけど予算オーバー…」という方にもおすすめです。

残価設定ローンの仕組み

車両本体価格のうち、一部「残価」という部分をあらかじめ設定します。残価とは、契約期間後(車両返却時)の車両価値を推定して設定された金額となっており、設定額は車種や販売店によって異なります。
残価設定型クレジット(残価設定ローン)の仕組み イメージ図
車両本体価格から残価を除いた金額を分割し、月々の金額を算出します(この際、別途金利(分割払い手数料)がかかります)。残価については、最終回のお支払い金額として設定されます。
残価設定型クレジット(残価設定ローン)の仕組み イメージ図
最終回では、必ずしも残価として設定された金額をお支払いいただく必要はありません。この支払方法は以下の3つのプランから選べます。
PLAN1 同じ販売店で新しいクルマにお乗り換え※1 PLAN2 クルマをご返却※1 →残価分のお支払い不要 PLAN3 クルマをお買い上げ→一括で清算 もしくは 残価部分を際クレジット※2 ※1車両状態が事前に定めた規定外である場合には、別途清算金をいただく場合があります ※2 別途条件がございますPLAN1 同じ販売店で新しいクルマにお乗り換え※1 PLAN2 クルマをご返却※1 →残価分のお支払い不要 PLAN3 クルマをお買い上げ→一括で清算 もしくは 残価部分を際クレジット※2 ※1車両状態が事前に定めた規定外である場合には、別途清算金をいただく場合があります ※2 別途条件がございます
(1)新しいクルマへのお乗り換え、(2)クルマのご返却を選んだ場合は、最終回のお支払いは不要になります。(3)クルマのお買い上げを選んだ場合は、最終回のお支払い分を一括ご精算、あるいは再度分割支払い(再クレジット払い)することになります。
ただし、再クレジット払いを選択した場合は、再度審査が必要であること、また、当初の分割回数と最終回の分割回数を合わせて84回以内(最長7年間まで)の契約となる点にも、注意が必要です。
なお、残価設定ローンは、あらかじめ最終回の支払い方法を、(1)~(3)に決めなければいけないわけではありません。
選択するのは、最終回が来たとき(5年契約の場合なら、初回お支払い月から約5年後)。ライフスタイルに合わせて支払プランを選択することができます。

トヨタの残価設定型クレジット(残価設定ローン)のメリット

月々手ごろで手元にお金が残せる

前述の通り、残価を据え置く分、月々のお支払額が抑えられるという特長があります。
残価を据え置く分、月々のお支払額が抑えられる イメージ図

契約手続きは車の購入手続きと同時でラクラク

トヨタの残価設定型クレジット(残価設定ローン)の場合、お手続きは簡単。車を購入するトヨタの販売店で契約手続きをするだけです。
おクルマの注文手続きを進めながら、自動車ローンの審査や契約手続きを進めることができるので、あちこち出向く必要がありません。店頭で自動車ローンについて相談しながら契約でき、また、契約中のご不明点を相談できる点も、販売店で自動車ローンを契約するメリットでしょう。

一部繰上げ返済できて柔軟にやりくりできる

トヨタの残価設定型クレジット(残価設定ローン)は、2023年7月にリニューアルしています。新規契約(再分割契約は除く)においては、一部繰上げ返済が可能となり、さらに支払いの柔軟性が高まりました。
一部繰上げ返済 イメージ図
ボーナスなどの臨時収入などが入ったときに繰上げ返済することで、その後の月々のお支払額を軽減できるので、より計画的な支払ができますね。なお、繰上げ返済の手続きはWEBサイトからもお手続きが可能です。
一部繰り上げ返済ができるかについては、以下より契約者さま専用WEBサイトサービス「MY TS CUBIC」にログインいただきご確認ください。2023年7月以降にお申込みいただいた契約のうち、MY TS CUBICサイトの「お支払い方法」のタブの中に、「支払プラン変更」の表示がある場合、変更のお手続きをいただけます。

ライフスタイルに合わせて完済を待たずに乗り換えできる

自動車ローンを契約してしまうと「途中で乗り換えできないのでは…?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、トヨタの自動車クレジット(自動車ローン)は契約期間中のお乗り換えも可能です。
契約期間中のお乗り換えには、現在ご契約の自動車クレジットの「残債(未払いの自動車ローンの残額)」と、そのおクルマの「下取額」が同額になる「クロスポイント」で乗り換える考え方があります。
自動車ローンの支払期間中に新しい車に買い替えるには、支払い中の自動車ローンの残債を完済する必要がありますが、クロスポイントで買い替えを実施することで、お乗りのおクルマの下取額で自動車ローンの残債を支払える(充当して相殺する)ため、精算金を用意する必要がなくなります。
詳しくは『自動車ローン契約者必見!お得に乗り換えられるタイミング、「クロスポイント」とは?』をご確認ください。
自動車ローン契約者必見!お得に買い換えられるタイミング、「クロスポイント」とは?
乗り続ける?乗り換える?クルマの維持費を節約できるのはどっち?

トヨタの残価設定型クレジット(残価設定ローン)のデメリット

最終回で車両を乗り換え・返却する場合、審査次第では精算金が必要な場合がある

残価設定ローンの注意点として、最終回で「新しいクルマへのお乗り換え」、「クルマのご返却」を選んだ場合は、「車両状態が規定外の場合は別途精算金が必要になる」ことがあります。
「車両状態の規定」とは、具体的には、最終回到来時点で、「走行距離●万km以内であること」や「自動車査定による内外装および事故歴に関する減点が●点以内であること」などが規定されています。精算金が新たに発生する点は、デメリットといえるでしょう。
規定の内容については、トヨタ販売店によって異なりますので、残価設定ローンを契約する際に「最終回特約書」の書類をご確認ください。
一方、この条件が適用されるのは、残価設定ローンの最終回の選択肢(「お乗り換え」「ご返却」「お買い上げ」)のうち、「お乗り換え」、「ご返却」を選んだ場合のみです。最終回でおクルマをそのまま乗り続ける「お買い上げ」をお考えの方は、このデメリットはそこまで気にする必要はないでしょう。

自動車ローンの場合、金利(分割払手数料)がかかる

現金一括購入と比較しているお客様にとって一番ネックになるのは、自動車ローンには金利(分割払手数料)がかかることではないでしょうか。金利(分割払手数料)については、お取り扱いのトヨタ販売店によって異なりますので、最寄りの販売店にてお尋ねください。

月々のお支払いがラクに!「使ってバック」

「現金払いに比べて自動車ローンは、金利(分割払手数料)分、支払いが増えていやだ」、という人には、トヨタファイナンス発行のクレジットカード『TS CUBIC CARD』のポイントサービス「使ってバック」のご利用を検討してみてはいかがでしょうか?
この「使ってバック」とは、『TS CUBIC CARD』とトヨタファイナンスの自動車クレジット(自動車ローン)を同時に契約している人のみが利用できるサービスです。
日々のお買い物や光熱費などを『TS CUBIC CARD』でお支払いいただくたびにポイントを付与。貯まったポイントは、1ポイント=1.5円として自動車ローンお支払い額に自動でキャッシュバックされますので、月々のお支払いを軽くすることが可能です。また、ポイントは年1回まとめて指定口座にキャッシュバックすることも可能です。
トヨタなら、ポイントが支払いをお手伝い 使ってバック 1P=最大1.5円でキャッシュバック
たとえば、1か月で『TS CUBIC CARD』を10万円ご利用された場合、1,000円分のポイントがたまり、おクルマのお支払い代に1,500円分充当されます。この場合、合計すると1年間で18,000円、自動車ローン契約が5年間の場合、5年で90,000円お得になるということになります。
月1,000P×12ヶ月 トヨタなら、ポイントが支払いをお手伝い 使ってバック 1ポイント=1.5円で年1回キャッシュバック!年間18,100円お金が戻ってくる!お得
また、『TS CUBIC CARD』の家族カードを発行し、お支払いをTS CUBIC CARDにまとめると、ご家族のカード利用のポイントも自動車ローン代に充当でき、さらにお得になります。
トヨタの自動車クレジット(自動車ローン)をご契約される場合にはおすすめの商品です。詳細は下記ページにてご確認ください。

トヨタの自動車クレジット(自動車ローン)商品

いかがでしたか?トヨタの「残価設定型クレジット(残価設定ローン)」は、残価を据え置くぶん、月々のお支払額が抑えられるのがメリットです。お支払いの負担を少なくしながらも、トヨタ車を購入できます。
なお、お客さまの支払いニーズに対応し、一部繰り上げ返済のお続きについては、トヨタの販売店、およびスマホで簡単に申込みできるようになりました。
また、「使ってバック」を利用すれば、自動車ローン代を軽減できます。
残価設定型クレジット(残価設定ローン)以外にも、従来型の自動車ローンである「通常の分割払い」、2回払いの「残額据置き払い」の自動車クレジット(自動車ローン)商品をラインナップしており、それぞれメリットがあります。
トヨタファイナンスでは、あなたにぴったりなおクルマのお支払い方法がわかる、クレジット診断をご用意しています。トヨタ販売店へ来店する前に、一度診断してみてはいかがでしょうか。